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もっと知りたい、カシミヤのこと。

今年の秋冬シーズンよりバルバリの新しいオリジナル商品が登場します。それがカシミヤ100%ニットです。
カシミヤの値段のこと、素材のこと…、カシミヤの「なぜ?」を探ってみましょう。

Qなぜ、カシミヤは高額なの?

カシミヤ 羊 「カシミヤ」と聞くと「高価」なイメージがありませんか?
カシミヤは「カシミヤヤギ」という山羊の毛のことを指します。主に、中国・ネパール・イラン・モンゴルなど、標高の高い地域に住んでいます。カシミヤヤギの住んでいる地域は、どこも寒暖の差が厳しいため、表面は粗毛で覆われ、その下に細くやわらかい毛が生えているという特徴があります。
このやわらかい毛が、衣服などに使用される「カシミヤ」と呼ばれる毛のことです。カシミヤは春の毛の生え変わり時期にしか取れない貴重なもので、無理やり取るのではなく、生え変わる時期に抜け落ちた毛を拾い集めるのが主流です。さらに、1頭から取れる毛は150g~200g。ほんのわずかなのです。
薄くて軽く、保温・保湿に優れ弾力性のあるカシミヤ。貴重でありながら、その特性も魅力のひとつですね。

Qニットはどのようにつくられているの?

ニットは様々な人たちが携わって1枚の製品が完成します。 今回のカシミヤ100%ニットも、多くの工程を経て、みなさんのお手元に届いているのです。
  1. 1.編地出し

    ゲージや糸取りは適正か、寸法や縮率はどれくらいかなどを確認して編地出しをします。
  2. 2.柄組み

    仕様書を元にデザイン・寸法・配色などのデータを組み自動機で編みます。このデータが基本となって編まれていくので、とても重要な工程です。
  3. 3.編み

    糸を編み上げて製品にします。編み機には、人の手で編む「手横機」とコンピューターに登録したデータを元に自動で編まれる「自動機」があります。 バルバリオリジナル80番手のカシミヤニットは、「手横機」でつくられています。
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  1. 4.リンキング

    表身頃、裏身頃、袖、衿などの編み上げたパーツを組み合わせます。一目一目をリンキング機にかけ、それぞれのパーツを繋げていきます。
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  1. 5.糸始末

    ほつれないようにするため、手作業で端から出ている糸を編み目に絡ませていきます。
  2. 6.洗い

    今までの工程で付着した汚れを落とすため、また風合いを出すために製品を洗います。
  3. 7.縫製

    ブランドネームや品質表示、釦などを縫います。デリケートな素材の場合は手で縫い付けます。
  4. 8.検品

    不良品が出荷されないよう、1枚ずつ人の目でチェックします。
  5. 9.仕上げ

    ニットの風合いを出すため、1枚ずつ人の手でアイロンをかけます。
  6. 10.検針

    安全管理のため、製品に針が混入していないか、全ての製品を1枚1枚「検針機」という機械に通してチェックします。そして店頭へ出荷されます。

Qカシミヤが肌にやさしい理由とは?

カシミヤ特有の、やわらかく、さらっとした肌触り。なぜ、肌にチクチクしないのでしょうか。それには3つの要因がありました。
  1. 1.繊維がとても細い。

    普通の羊毛の平均直径は19~24マイクロンですが、カシミヤ繊維の直径は14~16マイクロンと言われています。羊毛より目が細くなるため、肌にやさしい、しなやかな肌触りになります。
  2. 2.1本1本の突起が少ない。

    髪の毛で例えると「枝毛がない」状態です。枝毛が多いと髪の毛はボサボサになります。カシミヤも同様で「枝毛がない」状態なので、まとまりがあり肌に触れても不快感がありません。
  3. 3.天然カシミヤに含まれている油脂効果。

    天然のカシミヤには上質な油脂が含まれていて、それが繊維の表面を覆っています。髪の毛で例えると、美容室でトリートメントをした状態です。カシミヤの天然油脂がトリートメント効果をもたらしていることになります。
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